読書の記録Vol.2  
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凍りついた香り/小川洋子

■凍りついた香り/小川洋子(幻冬舎文庫)

久しぶりの小川ワールド。

突然死んでしまった彼が残した香り。
その香りを辿って
彼の記憶の中に断片的に溶け込む自分。

 

 

 

 

練りに練った計算されつくした小川さんの構成は
それを感じさせない揮発したような
褪せた香りに優しく包んで
死んだ者と生きる者の境界を
丁寧に壜詰めして届けてくれる。

そっと壜の蓋を開けながら
その感じ・・を感じる心地よさ。

プラハでの美しい風景と記憶の保存。
素晴らしい読書時間を頂きました。

なんだか・・
突然消えてしまった
フジファブの志村クンを弘之と重ねて読んでしまって・・。
志村クンに会いたくなった。
志村クンに、会いたい。

21:45 小川洋子 -