読書の記録Vol.2  
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『犬が星見た』ロシア旅行 武田百合子

2010年7月読了(中央公論新社)

★★★★★










 
 やっぱ、旅行記って大スキかも!
 かなり入り込んじゃって
 楽しくて仕方なくなる。
 この旅が永遠に続かないかなぁ。。なんて
 後半になってくると本気でそう願ってしまう自分がいたりする。

 武田さんの日記になるわけで
 これが眩しいくらいはつらつとした筆!
 香り・風・音・温度・・・
 旅の高揚を左右する全ての意識と無意識が
 瑞々しく且つ丁寧に描写されていて
 素晴らしい旅の記録になっている。
 (会話・買ったもの・食べたもの・着たもの・出会ったもの・・目に映るもの
  とにかく全て詳細に記録されていてスゴイ!)
 女性としての細やかさと優しさ、妙な大胆さと冷静さが
 絶妙なアンバランス感をまとっていて
 武田さんと旅ができたら楽しいだろうなぁ〜って
 思わずそう思える作品。
 いやぁ。。。
 写真を撮るよりもアルバムを眺めるよりも
 もっと深い旅の記録ってあるんだ。
 丁寧で人柄の出ている美しい日本語で書かれたこの本に
 出会えてよかったナ☆
 一緒に旅された登場人物も個性的だし
 この時代(昭和44年)の海外旅行ということで
 何かと苦労もあるんだけれど
 逆に何もかもが新鮮に思えたー☆
 武田さんと一緒に一喜一憂のロシアの旅を終えて
 心はフンワリ〜☆
 よいですー、この作品♪
 あぁ、旅したい。
 旅をしないとHPもMAXにならない〜>< 
17:44 武田百合子 -